システム売買の検証をしていきます。シグナルで寄り成買い、3泊4日で寄り成売りです。

データに不備が・・・
8/25に1983年からの検証結果を掲載しましたが、細かく見ていくとデータに不備があることがわかりました。
Yahooファイナンスの元データが1983年〜1991年10月までのJASDAQ銘柄については始値データがないのです。

これはもう、どうしようもないので、1991年末までは東証・大証のみ、それ以降は全銘柄で検証結果をみるしかないと思います。
検証が終わり次第ここにUPしたいと思います。

1983年から
2ちゃんねるのソフトウェア板-OmegaChart専用スレ ver.4にあったdata.lzh。1983年からのデータが入手できるということで、ありがたくいただきました。感謝!

デフォルトでは1996年からしか検証できなかったのですが、ちょっと弄ってコンパイルしてみたら簡単に変更できたので、1983年からシステムCを検証してみました。

日経平均は1989年の12月29日に38827円をつけ、2003年の4月28日に7603円になり、現在16249円です。このデータでようやくバブル崩壊前から現在までの検証ができるようになり、このシステムの実力を知ることができると言えます。
果たして、このシステムの成績はどうなんでしょうか?


1988年01月01日〜2007年08月24日
シグナル発生数 6187
勝ちトレード数 4018
負けトレード数 1944
±0トレード数 225
勝率 64.9426%
平均利益率 6.0073%(4日)
標準偏差 14.17636%
最大利益2005/5/10 松村組 +144.44%
最大損失1997/9/18 マックスバリュ東海 -94.51%
100万円毎買った場合の総利益 +524,091,100
100万円毎買った場合の総損失 -152,874,900
プロフィットファクター 3.4282

1996年1月〜2005年12月の成績に比べると勝率・平均利益率ともに悪いですが、それでも驚異的な数値だと思います。年度別など細部まではまだ分析していませんが、上昇相場に弱く下降相場に強いなどの傾向などは変わっていないと思われます。

あとは運用の仕方ですね。

システムCの2006年まとめ
2006年01月01日〜12月31日
シグナル発生数 777
勝ちトレード数 489
負けトレード数 267
±0トレード数 21
勝率 62.9344%
平均利益率 6.2698%(4日)
標準偏差 15.6532%
最大利益2006/6/5 佐藤渡辺 +130.00%
最大損失2006/1/20 ライブドア -53.87%
100万円毎買った場合の総利益 +72,149,300
100万円毎買った場合の総損失 -23,432,900
プロフィットファクター 3.07897


成績の良かった月は1月・2月・6月・10月でした。
傾向としては同じ日にたくさんの銘柄がシグナルとして出たときがよいパフォーマンスをあげています。反対に少しの銘柄しか出なかった日はあまりパッとしません。とはいえ7月11月はシグナルは多かったものの決して良い成績だったわけでもなく、少ない時よりもマシと言った程度。
勝率・平均利益率・プロフィットファクターともになかなかの数値を得られましたが、同じ日に20銘柄とかシグナルが出たときはどれかに絞る必要がありますし、単純に乖離率の大きな順で買っても良いとは言えないようなので、運用に際してはその中からどれを選ぶかなのですが・・・

なお、途中で東証・大証1部でシステムEを少し加えたことがあるため(シグナル買い銘柄で空行のある銘柄)数値が少し違うところがあります。その詳細は続きで。


このシステムについて
システムトレードというと銘柄選択から発注までのすべてをコンピュータを使って自動的に行うことなのでしょうが、ここでは銘柄候補選択までを取扱い、実際の発注は手作業ということになります。

Omega Chartというフリーで優秀なチャートソフトがあり、その機能のひとつ「自動売買検証」を使うことで過去10年以上のバックテストを行うことができます。
いろいろと試行錯誤を繰り返しましたが、はじめのうちはなかなか良い売買システムができずにいました。たいていは勝率50%前後、利益率も他の方がサンプルで作られたものより劣っていました。

ようやく「コレはいいんじゃないか!?」というものができました。はっきり言って驚異的なパフォーマンスです。しかし、実際に使えるかどうかとなるとかなり怪しい(えっ?)

日本の株式相場はアメリカのダウ・ナスダック・CMEのほか、円ドルレートや原油相場の影響をダイレクトに受けることが多く、下げる日には多くの銘柄が同時に下がるし、上がる場合も同時であることが多いため似たようなシステムになると勝率はあまり大きく変わらない。市場心理が暴落不安だらけの日には会社の業績や資産価値などに関係なく弱い動きしかしない。しかし、一旦反発するとなるとこれまで下げすぎてきたと思われる銘柄はパフォーマンスが良いことが多い。このシステムはそのパフォーマンスに目をつけてできたものです。

ここでは実際に買ったつもりになってこのシステムを評価し、実際に運用していけるのか問題点は何か検証していきたいと思います。

ルール
このシステムの中身がどうゆう条件で構成されているか詳しくは書きません。


おおまかには、落ちてくるナイフを上手に掴みたい逆張りの買いシステムであります。乖離率の他にいくつかの条件でフィルターにかけて選んだ銘柄を、翌日の寄りで購入し3泊4日目の寄りで売る。(なおJASDAQのマーケットメイク銘柄は成行注文ができませんのでバックテストでは始値で売買したものとしています)

購入金額の50%(実際の運用では10%か?)より下回ったら損ギリ。
4日以内に上場廃止予定の銘柄は購入しない。
同日に複数銘柄あり資金不足のときは乖離率優先・東証大証1部銘柄優先とする。

あと、失敗が続いてる銘柄は避けたほうがよいのかもしれない・・・
検証では1度購入すると損ギリするか4日経つまで購入しないものとして計算されています。
また、このブログ内で勝率という言葉を使う際には、証券会社へ支払う手数料などを考慮しないものとし、考慮する場合は「手数料を4000円と仮定する」などの具体的金額を掲示することとする。

バックテスト

1996年1月〜2005年12月までは下の画像のような成績。
条件を厳しくしていくとシグナル数は減るものの収益率や勝率はかなり向上する。
(なお右数値は判定不能等のエラー値を補正してあります)

A  
6200 シグナル発生数 11378
勝ちトレード数 7022
負けトレード数 3796
±0トレード数 560
勝率 64.9103%
平均利益率 4.3411%(4日)
B
6208 シグナル発生数 7306
勝ちトレード数 4568
負けトレード数 2384
±0トレード数 354
勝率 65.7077%
平均利益率 4.7375%(4日)
C
6305 シグナル発生数 3185
勝ちトレード数 2140
負けトレード数 911
±0トレード数 134
勝率 70.1409%
平均利益率 7.0576%(4日)

ちなみにこのブログで書いている銘柄は一番下のCと同様の条件でスクリーニングされたもの。
C ⊆ B ⊆ A です

システムC 過去10年間の成績
1996年01月01日〜12月31日
シグナル発生数 29
勝ちトレード数 16
負けトレード数 11
±0トレード数 2
勝率 59.259%
平均利益率 1.5972%(4日)

(注)1996年はデータの始まりということと、前半は上げ相場であったため9月からしかシグナルが発生していません。


1997年01月01日〜12月31日
シグナル発生数 756
勝ちトレード数 470
負けトレード数 245
±0トレード数 41
勝率 65.734%
平均利益率 5.3629%(4日)


1998年01月01日〜12月31日
シグナル発生数 352
勝ちトレード数 250
負けトレード数 83
±0トレード数 19
勝率 75.075%
平均利益率 9.4940%(4日)


1999年01月01日〜12月31日
シグナル発生数 157
勝ちトレード数 111
負けトレード数 38
±0トレード数 8
勝率 74.497%
平均利益率 8.7038%(4日)


2000年01月01日〜12月31日
シグナル発生数 409
勝ちトレード数 276
負けトレード数 117
±0トレード数 16
勝率 70.229%
平均利益率 7.8441%(4日)


2001年01月01日〜12月31日
シグナル発生数 549
勝ちトレード数 375
負けトレード数 152
±0トレード数 22
勝率 71.157%
平均利益率 6.0471%(4日)


2002年01月01日〜12月31日
シグナル発生数 403
勝ちトレード数 258
負けトレード数 125
±0トレード数 20
勝率 67.363%
平均利益率 6.4805%(4日)


2003年01月01日〜12月31日
シグナル発生数 225
勝ちトレード数 161
負けトレード数 61
±0トレード数 3
勝率 72.523%
平均利益率 8.3045%(4日)


2004年01月01日〜12月31日
シグナル発生数 224
勝ちトレード数 181
負けトレード数 42
±0トレード数 1
勝率 81.166%
平均利益率 10.6132%(4日)


2005年01月01日〜12月31日
シグナル発生数 81
勝ちトレード数 42
負けトレード数 37
±0トレード数 2
勝率 53.165%
平均利益率 3.5028%(4日)

20005年は成績が良くないですね。
日経が強い上昇トレンドだったこともあってシグナル発生も少なかった。
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